今では、テレビで紹介されたりしていますので、以前ほどのことはなくなりましたが「絹を食べられる」と言うと、多くの人は、「本当ですか?」ってびっくりしてしまいます。
なかには虫を炒めて・・・醤油味、塩味、なんて思ってしまう人もいらっしゃるそうですいますが・・・皆さんは大丈夫・・・ですよね。東京農工大学工学部の平林教授は、数年前から絹を食用にするための研究に真剣に取り組んでいます。
平林教授の専攻は、液状の絹の構造やそれが紡糸されていくメカニズムを明らかにする事でした。絹の新しい用途として衣の次に食があるのではないかと考えました。絹を塩化カルシウム水溶液に入れると、すぐに溶けて絹の溶液が出きます。
この絹の水溶液は無色・無味・無臭で、これに適当な味付けをすればシルクドリンクに、また、味付けをして寒天状にすればシルクゼリーになります。さらに膜にして固めればペーパー食品にもなります。
この様にいろいろな食品になることがわかりましたが、絹蛋白質の分子を小さくすれば消化・吸収が良くなることや、動物実験ではアルコールの代謝を良くし、肝機能を活発にする事なども明らかにされました。
現在、食品も栄養や味のほかに、人間の生理的機能を増進する働きのあるものが求められています。「絹を食べてダイエットしよう!」という時代が来るのも、そんなに遠いことではないようです。
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