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No.006 【絹を食べる】

今では、テレビで紹介されたりしていますので、以前ほどのことはなくなりましたが「絹を食べられる」と言うと、多くの人は、「本当ですか?」ってびっくりしてしまいます。

なかには虫を炒めて・・・醤油味、塩味、なんて思ってしまう人もいらっしゃるそうですいますが・・・皆さんは大丈夫・・・ですよね。東京農工大学工学部の平林教授は、数年前から絹を食用にするための研究に真剣に取り組んでいます。

平林教授の専攻は、液状の絹の構造やそれが紡糸されていくメカニズムを明らかにする事でした。絹の新しい用途として衣の次に食があるのではないかと考えました。絹を塩化カルシウム水溶液に入れると、すぐに溶けて絹の溶液が出きます。

この絹の水溶液は無色・無味・無臭で、これに適当な味付けをすればシルクドリンクに、また、味付けをして寒天状にすればシルクゼリーになります。さらに膜にして固めればペーパー食品にもなります。

この様にいろいろな食品になることがわかりましたが、絹蛋白質の分子を小さくすれば消化・吸収が良くなることや、動物実験ではアルコールの代謝を良くし、肝機能を活発にする事なども明らかにされました。

現在、食品も栄養や味のほかに、人間の生理的機能を増進する働きのあるものが求められています。「絹を食べてダイエットしよう!」という時代が来るのも、そんなに遠いことではないようです。

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No.007 【シルクストッキング】

蒸し暑い梅雨の到来!これからの季節、外は蒸暑くオフィスは冷房そんな時でもストッキングを使用する女性にとって、嫌な時期の始まりといえるでしょう。

最近では、シルクの美しさとナイロンの強さを兼ね備えたハイブリッドシルク「シルラン」のストッキングが作られています。「シルラン」は、細デニール(約2D)のシルク5本を丈夫なナイロン66(マルチフィラメント10D)の芯に混繰した復合糸で、シルクの光沢と肌触り、それにナイロンの強さ、適度の伸縮性などを併せ持っています。

しかもこの「シルラン」を使ってストッキングに編み立てるには、それなりに外観の美しさだけでなく、体へのフィット性、運動機能性などに考慮を加えどんな点が優れているかです。では、「シルラン」ストッキングは、ナイロンストッキングよりどんな点が優れているか、両者のストッキング性能を比較して見ると、保温率、接触温冷感とともに「シルラン」ストッキングのほうが優れています。

冬はもちろんのこと、夏もオフィスの冷房などで足もとの冷えやすい女性にとって、少しでも暖かいストッキングの登場は良いことです。安易に考えると、冬に暖かいストッキングが夏は暑いのではないか?・・・なんて考えてしまいますが・・・涼しく感じる定義は、体の水分をどれだけ吸収し、それを放散させるかによって夏の涼しさが決まってきます。

そこで両者のストッグ性能を比較するのにこんな実験を試みてみました。それによると体に接触した「シルラン」ストッキングはナイロンストッキングより吸収し、また、ストッキングをはいて汗をかいた時の皮膚の皮膚温の下がりかたを計測すると、30分間で「シルラン」ストッキングはナイロンストッキングの間に1℃の差が付きます。以上を総合すると「シルラン」ストッキングはナイロンストッキングより冬は暖かく夏は涼しいと言う事がいえます。

しかし一方では、運動機能性はナイロンストッキングの方がよく、着用感は、伸びに対しては、「シルラン」ストッキングはやや伸びにくい傾向を示していることも事実です。それを除けば、かなり肌触り、外観ともに優れていることがわかります。

どちらを選ばれるかは、皆さんのご判断にお任せとさせて頂きますが、まだお使いになられていない方は、この夏にも一度試みてみる価値はありそうです。

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No.008 【鮮度を保には?】

皆さんは、エタンをご存知ですか?・・・なんていっても・・・ピンとこないでしょう石油科学製品の基礎原料として最も重要なものの1つであると同時に、正常な植物の代謝生産物でもあり、植物ホルモンとみなされています。

りんごを1個いっしょにいれておくとキウィフルーツの成熟が早められると聞いたことがあると思います。これは、エタンによってリンゴが熟し、熟したりんごから放出するエチレンによってキウィフルーツの成熟が早められ、成熟が促進されるためだそうです。逆に考えると、りんごから放出するエチレンを吸収する事によって、成熟するのを遅らせる事ができます。

シルクはエチレンを吸収し青果物や生花の成熟を抑制することが実験によって明らかになってきました。リンゴ箱に切り繭を詰めて送ったり野菜を眉絹で包んで保存した先人は経験的にこの事を知っていて、それをリンゴや野菜の鮮度を保持する秘策として利用していたのかもしれません。

絹を身に付けることで老化が・・・抑制されれば良いのですが・・・試してみようと思う方、いらっしゃいませんか?もちろん!・・・ALL-Silkは大歓迎致です。

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No.009 【桑の葉の素晴らしさ 】

絹の製造工場が蚕とするならば、その原料は桑の葉という事になります。それでは、なぜ桑の葉からあのようにすばらしい絹が出きるのでしょうか。新鮮な桑の葉を分析してみると、重さの80%は水で、残り20%の中にいろいろな物質が含まれています。

なかでもタンパク質が最も多く、次いで炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルなど、蚕の成長に必要な栄養素はすべて桑に含まれているといって良いでしょう。とくにタンパク質が多いという事は、絹を作るうえで重要なことで、蚕が桑の葉を食べると、酵素の働きによって、タンパク質を消化器の中でいろいろなアミノ酸に分解されます。

体の中に吸収されたアミノ酸の一部は蚕の成長のために使われますが、大部分は絹糸線に移り、そこで絹のタンパク質に合成されます。今では、蚕の飼育に使われている桑も、野生の桑から品種改良によって、より多くの繭が取れる様に改良されてきたものです、葉の中のタンパク質含有量も野生の桑に比べれば多くなっています。

また、その桑の葉を機能性食品として注目を集めており、効果の研究も進んでいます。昔から桑は漢方薬の原料として利用されてきました。桑の若い葉は天ぷらなどにして食べるられるそうですが・・・味は保証できません。食した事のある皆さん、参考のためにも感想をお知らせ頂けたら幸いです。

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No.010 【葉緑素の宝庫】

最近シルクの良さが見なおされ、あちらこちらで、いろんな形に姿を変えて見かけるようになりました。

今回は、ちょっと変わった物を紹介してみましょう。というのも、シルクではなくシルクを作るムシ、蚕から作られた化粧品です。・・ さてさて、蚕の何が化粧品と結びつくのか、想像もできないでしょう。

いったいなんだろう?・・・と興味を持ったでしょ・・・シメシメ(笑)

「有益昆虫」「薬用昆虫」数ある中で、古今東西を通して、人類にもっとも多くの利益をもたらした虫といえば、蚕の右に出るものはありません。

シルクロードは文字どうり、絹の道でした。ほんの小さな蛾の幼虫である蚕が紡ぎだす一筋の糸は、ついに、東洋と西洋を結びつけてしまうほど強力だったのです。

大昔から、自然に野生していたのではなく、人が長い年月をかけて計画的に馴らし、改良してきたと考えられます。まさしく、古人の大偉業に脱帽といったところです。
 
蚕は繭をつくる為にたくさんの桑を食べ、・・・(なんだか、嫌な予感!)

多くのフンをします。あたりまえですがそのフンには、葉緑素等が多量に含まれ、その葉緑素等は日焼けによるシミ、ソバカスを防ぎ肌に潤いを与え事はうけあいです。

さすがにフンはちょっと・・・という方には、シルクの洗顔・ローションをお勧めいたします。

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